《MUMEI》 天が君を連れて行く僕は目を覚ました。 今日は12月25日。 僕はいつもより早めに家を出た。 病院に着くとプレゼントと手紙を渡した。 華恋もプレゼントと手紙をくれた。 どうやらお母さんに代わりに買ってもらったらしい。 今は10:00だ。12:00までにはまだ時間がある。 僕は急いで家に帰った。 家に着いたらすぐ手紙を読んだ。 内容は・・・・・ “ずっと大好きです。 死んでも忘れません。” と書いてあった。 僕は急いで返事を書いた。 プレゼントはコップとオルゴールだった。 なんだか涙が止まらなかった。 そこに一本の電話が。 病院だ。今の時刻は・・・・ “11:30” まずい!!! 僕が家を出ようとしたら、みんなも 僕のすぐ後ろにいた。 僕たちは大急ぎで病院に向かった。 病院に着いたら手術室のランプがついていた。 僕は最後の手紙を握っていた。 静かな冷たい空気が僕の周りを取り巻いている。 まるで僕の涙を誘っているかのように・・・。 前へ |次へ |
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