《MUMEI》
プロローグ
ある日、蒼夜は、
森を歩いていた。
森は木陰の隙間からの光で霜が幻想的に輝いていた…

蒼夜はふと前を見た。

自分と同じ位の青年が立っていた。
別にその青年が何をしている訳でもないのだが 
蒼夜はその青年が気にくわなかった

イライラして近付いた、
近付いて蒼夜は青ざめた

目の前の青年は自分であったのだ

そいつに蒼夜は言った
「お前は何者だ!?」

そいつは答えた
「私はお前らが全と言うものであり、一と言うものであり、神であり、お前だ」
そして、
こう付け加えた
「お前も神の一部だ」と…

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫