《MUMEI》 夢と力ドスンッ 「いてて…」 どうやら、二段ベッドから落ちたらしい。 妹の夕陽が目を丸くして驚いている。 「スマン起こしてしまったな」 「別にいいけど、大丈夫?」 「あぁ…なんとか」 机の上の時計を見ると、 「5:30…」 もう一度寝たら、6:00には起きれない。 (しょうがない… 散歩にでも行くか) 〜公園にて〜 いつもの公園、朝早いせいか、誰もいなくて殺風景だ。 ふと、夢の事を思い出した。 (神の一部かぁ、意味わかんねぇな。手から火でも出せたりして…w) 右手を伸ばし力を込めてみる… (なにやってるんだ俺…)とため息をしたとたん、 手のひらに拳程の大きさの火が灯っている! 何故か熱くはない 自分自身が驚くほど冷静なことに気が付いた… …どうやら、本当に神の一部の力を使えるみたいだ 前へ |次へ |
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