《MUMEI》 プルルルル… 携帯だ。 「はい、もしもし。」僕は電話に出た。 誰からも見ないで。 「あ、麗菜ですっ。悠太に質問があるんだけど…。」もう早速呼び捨てだ、早いな。 「何で麗菜が僕の携帯番号知ってんだよ。」僕は即答に聞いた。 「ぇ?、あの、勇樹君に聞いたんだ★」勇樹か…、まぁ良いか麗菜だし。 「そうか。で、質問って何だ?」僕は内容を聞いた。 「あのさ、遼君の死体どうするの?、放って行ったら私たちの仕業って分かっちゃうよ。」麗菜は心配そうだ。 「明日始末するか、放課後に。」僕は答えた。 「じゃ、私も手伝うね!」麗菜がホッとしたように答えた。 「じゃ、明日な〜。」と僕は言って、携帯を切った。 前へ |次へ |
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