《MUMEI》 セイン・おやじさん・キュリー 店にてバタンッッ!! 「!?」 店のドアが勢いよく開いた為、店の奥にいたキュリーは思わずビックリした。 「セイン… おめぇさんどうした?」 サイクロトロンの店主でありキュリーの父である、 「おやじさん」の名で親しまれている人物は問う。 「ハァハァ…。おやじさん!アイリアスが3日帰って来てないんだ!」 おやじさんは目を細める。 「落ち着いて詳しく話せ。」 「おやじさんもハーミットは知ってるよな・・・・」 「ふむふむ、なるほど…。」 「とゆー訳で、俺はアイリアスを探しに行く。」 説明が終わった直後にセインはそう言った。 「まぁ止めはしねえが… 危険かもしれないぞ?」 「誘拐だか知らねえが、ほぼ確実にアイツの身に何かが起きてる。 だったらアイツを助けるのが俺の役目だ。」セインは堂々と言い放つ。 「それはわかったが何故俺の店に来た?」 「親兄弟に言ったら止められる。 それと、何があるかわかんねえ。 銃とかナイフとか…そーゆーのがほしい。」 「ふむ… ちょっと待ってろ。」 前へ |次へ |
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