《MUMEI》
自力と一人
ドスッと、右フックを智希の腹にかます
「ごはぁっ!?」
クリティカルヒット!
「ぐはっごほっ
いきなりすぎるだろ!」
智希は半分涙目だ
と、いつもこんな感じでふざけて帰る

力を使う場所は廃墟にした
山もあるが、むやみに火を使って山火事にはしたくないからだ
特に部活には入ってなかったので明るい間に練習出来た

・・・どうやら、最初の推測は間違いだったみたいだな
空気の流れが当たれば発動するようだ
火として実体の無いものではなく
物のように扱える
空気を燃やしている感じだ
さらに、意識をしてないと火は出ない
少し練習するだけでかなりのことがわかったな
かなりの収穫だ

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