《MUMEI》
アイリアス・??? 謎の屋敷にて
「訓練ってどういう事!?」
「そのままの意味だ。君を『エージェント並に鍛えろ』という命令だ。」
いきなり予想外の発言で彼女は頭が混乱している。

「ここに命令文書と上から君へのメッセージを置いていく。
 3日。猶予を与える。考えてくれ。」
そう言って黒服と仮面の男は部屋から出ていった。

アイリアスはしかたなく読むことにした。
もしかしたら無傷で出られるかもしれない。
「命令文書…これか…」1枚の紙にはこう書いてあった。

ー命令ー
1 アイリアス・オークをエージェント並に鍛えること
2 彼女の食事などの生活を保証すること
3 1が終了したら彼女を解放すること。
                      Jより

「条件は…訓練の内容にもよるけど不利ではないみたいね…。・・・J?
 誰だろう… あの仮面男の上という人か…。」
彼女はふいに仮面の男が言っていた「上からのメッセージ」を思いだし、
命令文書にクリップで止められていた紙を見てみた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫