《MUMEI》
名前と協力
練習のことを佐々木さんに話したら、
あちらも、練習で同じような情報を得ていた
しかし、氷は風を当てなくても、少量なら作れるらしい
まだ、この能力はわからないことが多すぎる
気を付けて扱おう
お互い危なそうだと思ったら止められるように
同じ場所で練習する事にした
廃墟と体育館裏とで見つかる危険性を考えて
廃墟で練習することにした
「じゃ、明日、駅裏の廃墟で!」と
帰ろうとしたとき、
「ちょっと待って、呼び方、名前で・・・遥でいいよ」
「お・・・おう」
「だから、蒼夜って呼んでいい?」
「別にいいぜ」と
軽く手を振って帰る

〜廃墟にて〜
全く不思議な光景だ
学校指定のジャージを着た男女が
それぞれ火と氷を手に乗せているのだ
少しずつだが、効果時間が延びてきている気がする
まだ、形として整っている訳ではないが
棒状の火も作れるようになった
個体でないためかなり扱いにくい
神経をかなり集中させてやっと、ゆらゆらするのを抑えるくらいだ
うう・・・疲れた、
意外と体力を消耗するな・・・
体力が減ると力の回復が遅くなる事がわかった
7時になったら、帰って体を休めて明日に望む方が効率的だ
もう7時だ帰ろう

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