《MUMEI》
不吉と嵐
次の日。
今日は風が強い日だった。
空が荒れている・・・・・。
嵐が来そうだ。

。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

ここは、アトラスー。

「早くけが人の手当てを!!!」

「・・!!・レ!!ミレ!!」

「どうしたんですか??」
「ミレが!!ミレがいないの!!」
「私たちで探しますから、早く逃げてください!!」
「ミレェェェェ!!!!!!」

。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

「ねぇ、怜ちゃん。」
「ん?どうしたの??」
「今アトラスはどうなってるのかなぁ・・・・??」
「どうだろう・・・・・。」
「アクエリアムは全焼・・・・。
 私たちの故郷は・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「ミレちゃんは!?」
「!???」
「確かミレちゃんはあの日、アクエリアムに
 行かされてたはず!!ミレちゃんは!??」
「・・・・・。ミレは・・・・・。」
      
    “生きている確率はとても低い・・・・”

「ねぇ・・・。私たちはもう戻れないの??」
「アタシにも分からない・・・・。」
「・・・・怜・・・ちゃん・・・・??」


「もう、どうすればいいか分からないよ・・・・!!」

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