《MUMEI》
動き出した闇
「ところで、その掟って、こっちの世界でも守らなきゃいけないの??」
「!!!!!!(た・・・・確かに・・・・!!!)」
「???どうした??」
「い・・・いや・・・なんでもないよ〜〜?」
「・・・・そう・・・・?」

ただ今の時刻    pm8:00

「・・・・怜ちゃん大丈夫かな・・・・?」
「・・・まだ8時だし・・・・大丈夫じゃない??
 俺たちはそろそろ寝よう・・・??」
「うん・・・・。」
「おやすみ。」
「おやすみ・・・・。」


神流大丈夫かな・・・・?
元気が無いみたい。そんなに心配なのかな・・・・?
こっちの世界でそんなに危険は無いと思うんだけど・・・・。


怜ちゃん・・・何を調べにいったんだろう・・・・・。
“お伽話の地上の視点”ってどういう意味なんだろう・・・・?

  私・・・もう何がなんだか分からないよ!!!!
  早く帰ってきて・・・怜ちゃん!!

。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

“かつて私はこの世の謎に迫る体験をした。
 この世にはいくつもの時間軸がある。
 その時間軸に沿っていくつもの世界がある。
 その世界によっては時の進み方が違うときもある。
 他にもある世界は温暖化が進み・・・
 またある世界は氷河期に入り・・・・
 ある世界は今消滅してしまったり・・・
 いろいろな時間軸がある。
 私はこの世界から、天空にある時間軸へ訪れた。
 その世界は私たちより遥かに技術が進歩していた。
 コンピューター社会≠セ。すべてをコンピューターが管理している。
 私が訪れたときはそのコンピューターが暴走していた・・・・。
 私はそのコンピューターを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 そしてその原因は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
                         
                       ×777.7.7  *****”

「何これ・・・・・?
 この後の文字がかすれてこれ以上先が読めない・・・・!!
 しかもこの原因とか著者とかは誰かに意図的に消されたみたい・・・・。
 でも、誰が?何の為に??
 この世界でこれを消す必要なんて・・・・・。
 まさか・・・・・!!
 !!!!!!!!!」

「どうしますか?この女。何かに気が付いたようでしたよ??」
「いいさ、気にするな。上手く使ってやるよ。
 今回の計画にな!!」
「さっすが、ボス!!」
「その呼び方はやめろ・・・・!」
「はい、ボス!!」
「・・・・・だからぁ・・・・・!!!」
「・・・・???」

。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

「怜ちゃん・・・・・。」

ただ今の時刻  pm11:00

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