《MUMEI》 パーティーはドキドキ「ようこそいらっしゃいました、羽様とハジメ様ですね。オーナーがお呼びですのでご案内いたします」 このパーティーの主催者は前回の依頼人の泉さんだ。 「ありがとうございます」 私は会釈した 「それではこちらへどうぞ」 私たちは案内人さんのあとを歩いた (うぅ、普段パンプスなんて履かないからふらふらする) 「きゃっ・・・!」 私はドレスの裾を踏んでこけそうになったが・・・ (あれ、痛くない) 「おい、大丈夫か?」 ハジメが抱きとめてくれた 「あ、ああ 問題ない」 「まったく、危なっかしいから俺の手につかまってろ」 「ああ 悪いな」 「あら2人ともこんばんは」 「あっ 泉さんお久しぶりです。」 「うふふ、ドレス似合っているわ」 「えっありがとうございます」 「ご無沙汰しております」 「あら、ハジメさん?分からなかったわ」 「そうですか?」 ・・・泉さん何か言いたそう 「泉さん、今日は何のパーティーですか?」 「羽さんのお見合いです」 「はっ?」 「だから、羽さんのお見合いって言ったの」 「なんだって!?」 私よりもハジメのほうが驚いている 「驚くことではないでしょ ほら始まったわ」 『えぇぇぇぇぇぇ!』 私とハジメは声を上げていた 前へ |次へ |
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