《MUMEI》
鉄槍と敵
しかし、自分に何が起こっているのかはわからないが
自分に周りには無い能力があるというのは何だか気分がいい。
(にしても、蒼夜という名前に似合わない能力が何で来たのだろう
さっぱり分からない
まぁ、考えても意味はないだろうけどな)
なんて事を考えていると、
いきなり、後ろですさまじい殺気を感じた、
おそるおそる振り返る、
するとそこには明らかに筋肉質な男が立っていた
「宇月蒼夜だな?」
「そうですけど、なにか・・・!?」
どこからか鉄槍を出し、投げてくる
(え・・・?『どこからか』ってまさか!?神力者か!?)
明らかに神力を使っているすごい勢いで腕を降り、
当たる風で鉄槍を出している!
俺もとっさに火の棍棒を作りだし、鉄槍をはじく
遥の場合は空気中の水分を凍らせている、
しかし、奴は違う鉄は周囲に無い、
そのため、無から有を作るのは無理があるらしい
一定時間経つと鉄槍は消えていく
これだけ鉄槍を出して体力がもつとはさすが、筋肉質だけの事はある
だが、奴もさすがに汗の色が浮かんでいる
こちらの体力がなくなるのが先か?
どっちだ?
きわどいところだ
(くっ体力がもたない・・・!鉄槍が飛んでくる・・・くそっ!)
とその時!!
カキィィイイン!!!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫