《MUMEI》
よろしくおねがいします
「リカ。」

なんだろう・・・。

「おれさ・・・お前、いやリカのことすきかもしれないんだ。」

え・・・。

これって告白されてるんだよね・・・。

かもしれない
・・・・・・

か・・・。

「ほんとにちょっとだけど最後に付き合ってくれないか・・・?」

綾斗は・・・悩んでたのかな・・・。

綾斗は私と付き合ったとしても

自分が死んだらリカが悲しむ・・・って。

でも、私はまだ生きられるかもしれない。

なら綾斗のためになんだってつくすしかないよね。

「うん・・・いいよ。私でよければ。」

「え・・・ほんとにいいのか?おれでも。」

「うん。」

綾斗に笑顔がうまれた。久しぶりにみたかな。

私も笑ってるじゃん。ほんとに、笑ったなんてそんなになかったから・・・ね。

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