《MUMEI》
夜空に輝く月に願いを
ただ今の時刻 pm12:00

俺はなかなか寝れないでいた。
口では[大丈夫だろう]とか言ってたくせに、
実は心配だったんだ・・・・・。
俺は自分の部屋を出てホットミルクを飲みに行った。

知ってるか?ホットミルクは寝つきが良くなるんだってよ!!
 (↑本当です!!試してみては!?)
まぁ、そんな話はさておき・・・・・。
「・・・・・。12時か・・・。後3時間・・・。」

。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

「ボス!!ところで今回の計画ってどんなのなんですか??」
「え!??」
「実はわたくし聞いてないんですよ・・・・。」
「なんでだ!????」
「実はその日・・・・インフル・・・になってしまって・・・・。
 ・・・・・。家で寝込んでいたんです!!!」
「!!!??す・・・・すまん・・・・!!」
「い・・・いや・・・良いんですけどね・・・!!」
「今回の計画はだなぁ・・・目標がでっけぇんだ!!!」
「ほうほう。」
「今回は・・・・・・・・・・・・・・・・・だ。」
「!!!!!そ・・・そんなことが出来るんですか!!?」
「もちろん。もうすでに始まっているがな!!」
「なんと!!!!」

。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

俺はホットミルクを飲んでからベランダに出た。
するとそこには月を眺めている神流がいた。
「神流??」
「・・・・・・・。」
「神流!!」
「!!!あ!!春人!!! どうしたの???」
「神流こそどうしたの??
 ぼぉっとしてたけど・・・・?」
神流の手にはたくさんの腕輪のようなものがついていた。
「それ、何??」
「あ、これ??これはアトラスに伝わるものだよ!!
 これは月の力を利用する為に作られたもので、
 “アレーン”っていうんだよ!!」
「へ・・・・へぇ・・・・。」
「これで月の力を使ってお祈りしてたの!!
 怜ちゃん大丈夫かなぁ・・・・・。」
「・・・・・。」

確かに・・・・・・。
      “いくらなんでも遅すぎる!!!”

ただ今の時刻 pm 2:30

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