《MUMEI》
情報と柄
〜???にて〜
「何なんだ?あの神力使いは!?」
作戦の失敗に腹を立てた
鋼鉄の神力使い、東城貴助は
「あんな奴のデータは無かったぞ!」と
怒鳴りながら、ステンレス製の机を殴ると拳の形に凹んでいる
それを見た部下達は青ざめていく
「まぁ、そう怒るなよっ♪」
そういいながら入ってきたのは
音の神力使い、安藤昌である
「しかし、安藤殿!」
「部下達もがんばって情報を集めてきてくれたんでしょ?」と
ニコニコしながら、歩いてくる
この人がいてよかったと心底思う部下達
「もうさぁ、メンドくさいし殺しちゃえば♪」というのは、
木の神力使い、木崎優花
「担当じゃない君が口出しするようなことじゃないよ」
「はぁ?あんた私とやる気!?」
「やってあげてもいいけどね♪」

〜廃墟にて〜
これだけ毎日集中する作業をしていると、
だんだん集中力が増してくる
さらに離れたところでも、意識を集めれば発動させることができるようになった
俺の家には日本刀のレプリカがある
親父の昔の趣味で今はあまり興味が無い
つまり、飽きやすい性格なのだ
そのため、欲しいと言ったら即座にくれた
なぜ貰ったかというと、
このレプリカは、柄が金属性でできている

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