《MUMEI》
希望=絶望
、、、絶望。
背筋が凍り付いた。

「まぁ、私は貴方の絶望顔なんてこれっぽっちも見たくないですわ。」

絶望顔?

「なぜ、絶望しなきゃいけないんだ?これ程、、、」



面白い物はないだろ?


「クス…あはは…アッハハハハ!!」
何がおかしいか分からない
「いいでしょう。また、あなたと契約しますわ。」
彼女は戸棚から小さな紙を取り出した
無論、鉛筆も
「ここに貴方だと分かるような文字を書いてください」

、、、、?
「文字、、、、で良いのか?」

「えぇ、名前など唯の物の呼び名、そんなもの此処には必要ありませんわ。」
文字、、、か。
俺は、紙に ある文字 を書いて
ロザリオに渡した
彼女は文字を見ると頬を緩ませた
「クス、、貴方らしいですわね。いいでしょう。契約成立です」
彼女は指を軽く慣らすと
両手で俺の頭を掴み
ゆっくり持ち上げ、
「あ、れ?」


「また、会いましょう?」

ゴキッ

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