《MUMEI》
距離と使いすぎ
〜当日〜
遥の部屋はどんなだろう?
考えただけで、かなりドキドキする
そんな落ち着きのない俺は
遥と並びながら歩いている
(でも、行って何をするんだろう?)
と、そんなことを考えていたその時!!
異様な圧力と共に東城が現れた
今回は、俺達を瞬間的に檻に入れた
「フハハッ
炎神ともあろう者がこうもたやすく捕まるとはなっ」
そう言いつつ、東城はドヤ顔をしている
しかし、すぐにその顔は蒼白になった
その時すでに俺が炎刀で鉄檻を溶段して、出てきたからだ
「一振りでだとっ!?
あ・・・ありえん!!」
すかさず、鋼鉄の大槍を出し、突き刺してくる
しかし、その槍さえも意味はなく
ガンッカラカラ・・・
と落ちていく
「ならばっこれでっ」
足元から、円錐状の槍が突き出て来る
「くっ」
(左足首をかすったか・・・)
ピキィィィイン!!
「ぐはぁっ!?」
東城の右肩に氷の刃が突き刺さっている
もう、鉄を出す体力が残っていないのか
煙玉を投げて逃げてった
ドサッ
「?」
後ろを見ると遥が倒れていた
「おいっ大丈夫か!?」

〜遥の家にて〜
原因はさっきの戦いの時、
かなり、離れた所に氷を作ったら
神力を使いすぎたらしい

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫