《MUMEI》
先輩っ!!私たちの気持ちですっ!
そしていよいよ先輩に渡す日がきた。

「先輩、喜んでくれるかなぁ。」
「大丈夫だろ。」
「そうよっ。」
「喜んでくれないわけないしぃ。」
「…そうだね。そ、そうだよねっ。よしっ、いこう!」
『お〜っ!』

「代表で菜穂、よろしく。」
「まかせて。」

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放課後…


「先輩たち、ちょっとお時間いただけますか?」
「ん?いいよ〜。みんな行こう。」
『は〜い。』


「私たちから、先輩方に渡したいものがあります。三山っ。」
「はいよっ。」

「俺たちでコンクール全国大会にいけるようにお守りつくりました。ぜひもらってください。」
「あとクッキーもつくりました。少しでも力になれたら嬉しいです。」

『コンクール、頑張ってくださいっ!!』

「み、みんな〜。」

部長が泣き出した。

「ありがとぉ。」

『ありがとう』

いろんな先輩が泣き出した。

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そうして私たちの計画は大成功でまくを閉じたのだった。

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