《MUMEI》 二人の出会い僕は、未熟者だ。 僕はずっと自分を、攻め続けた。 『何だよ、お前。 近づくんじゃね』 『葵。おとなしくしてなさい!』 ー僕だけが生まれつき、霊感が強い 体質だった。 母さんも父さんも、見えていない だから・・・ 「お父さん!怖いよ。」 《ぅ・・ぅぁ・・ぅ と言っても父さんは 『何を言ってるんだ。』 ー信用しなかった。 《待てっ。 アハッハッ 遊ぼうぜー! ー公園でずっと1人ぼっち。何も出来ない自分が、嫌でしかたない。 ずっと考えてた。 「何してんの?ここで1人?」 葵の前に、茶色の髪に・何か人を寄せ付けないような雰囲気で、ワンピースを着た女の子が立っていた。 「な・・なんでもないよ。」 《フッ。 一瞬彼女が笑っているように見えた 「あたしも1人なんだ。一緒に 遊ばない?」 「う・・んいいけど。」 《スッ 「あたし、片霧 茄魏(なぎ)。」 「僕は葵。夜加(やか) 葵。」 ーこれが、僕たちの出会い。ー 「よろしく。」 前へ |次へ |
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