《MUMEI》
私はそこまで言うと携帯を掴み、立ち去ろうとした。
グイッ…
「なに?離してッ!」
手首を掴まれて彼を見下ろすと、彼は、初めて真剣な顔で私を見てきた。
「10分でいい…、ちょっと付き合って…」
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