《MUMEI》
緊張と部屋
(女子の部屋ってこんな感じなのか!?)
部屋の物が大抵、ピンクと黄色に統一されている
遥のお母さんは
少し驚いていたが、部屋に通してくれた
遥のお母さんは、能力のことを理解しているらしい
説明したらわかってくれた
(夕陽にもこれだけの理解力があればな・・・)
そんなことを考えていると、遥が起きた
(そういえば何で遥はいつも強いんだろう?
あの鉄野郎と戦った時もさっきもあいつを倒すきっかけとなっていたな)
「どうしたの?」
どうやら、無意識の内に遥を見つめていたようだ
「いやっ何でもないよ
ただ、どうしていつも遥は強いのかなってさ」
「・・・たぶん、蒼夜が一緒だからだと思う」
遥は少しだけ頬を赤らめながら言った
「あっそれより!
もうこんな時間!送っていくよ」
「大丈夫、一人で帰れるし、
遥、疲れているだろ?」
「え?あ、うん。ありがと」
「じゃあ、また明日」
「うん、また明日」

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