《MUMEI》 運命の分かれ道ー・・・・っ。 とうとうばれてしまった。 「そう。あたしは鬼。鬼狩り一族。 本当はもっと、早く伝えたかった」 ー本当だったのか。 真っ白になりかけた。 「あたし。ずっと悩んでた、もし あたしが完全な鬼になってしまったら葵が、傷つくんじゃないかって」 ー茄魏。 『人間。お前は俺の敵にあたいする。バレちまったのはしかたねぇ。 』 『今、危険な何かがこっちに来てる みたいだぜ。』 「葵はさがってて。あたしが守る。」 《グォォォォ。 ー来た! 《魂ヲカルノハ好きだ。 ーなんだこいつ。 ー「知性がある。獣かっ。」 「鵺紅丸!!」 『分かってる!!』 『おらーーっっ』 《ドゴォォォン ー笑ってやがる。 《魂クウ。オマエクウ。 ーっっ!? 《ガァァァッッッ!グォォォォォ 「うぁぁぁっ。!!」 ー人間か。チッ ー!!っ・・はっ。 「茄魏ありが・・・えっ??」 ー茄魏? 「茄魏おい!!茄魏!!」 「・・・・。」 『まじかよ。人間を庇うなんてなんてよ。』 茄魏は、僕を庇って石になっていた。 ー魂を奴に抜かれてしまった。ー 「茄魏ぃぃぃぃぃぃぃぃ。!!」 ーどうする事も僕にはできないのか? 「ああああぁぁぁぁぁぁっっ」 前へ |次へ |
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