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《MUMEI》 力の強さーは？ ーなんだ。あれ・・・ 《シャキン 剣を自分の服から、出していた。 空〔これは1対1の勝負だからって事で！俺はお前と戦う。あ・・そうか お前何も持ってねぇから俺の貸してやる。〕 空〔ほらよ。〕 ー剣で一体何を。 嫌な予感がした。 先生『何度も言うが、これは力をコントロールするために行う事だからけがをしても君達は妖なんだから、傷の 治りも早い。怖がらずやるといい』 ー無茶いいすぎだろ！！ ー！！ 綾世「ハァァァァ！！やっ。！」 ー素手で！？ 奈留［ガンバレー！シキぃーー！！］ 《きゃぁぁぁぁ》 《カラン ザワザワ 《シキー。おめでとうすごいねー 綾世ちゃん すごいよ。 今全勝じゃん。 かっこいいー！》 綾世「あ・・ありがと。」 空〔シキ・・いや綾世ちゃんかっこよかったね。〕 ー守本さんは、女の子なのにとても 強い。俺とは大違いだ。 シキと新と目が合った ー・・・・？ 綾世「・・・・っ！！」 綾世は顔を真っ赤にして、逃げた。 海青「えっ！あっ・・ちょっ。」 奈留［ああー行っちゃったね。］ 空〔じゃあ俺たちも始めようか〕 ー俺も負けてらんねぇ。 空〔楽しもうぜ〕 海青「あぁ。」 《キン！キンっ 空〔ウォォォォ！！〕 海青「がっっ。」 空〔俺本気モードで、いくぜ。〕 海青「来いっ。」 《タッタッタッ。ビュﾝ スバッ ーこいつ。 空〔ギャハハハハ俺は今、半分以上使ってるからなぁぁ〜！！〕 《ヒューッ ｷｯﾝ 空〔しまっ・・〕 海青「もらったぁぁ」 《ヒュッ！！ 《ニッ。 ー笑った！？ 空〔かかったな・・。おしまいだぁ〕 《グサッ ・・ピッッッ ーぁぁぁっっ・・。 空〔・・あっ！大丈夫か。海青！？ 俺・・本気でやっちまったみたいだからごめん。初めてのお前にやり過ぎた・・ホントごめん。〕 海青「あっ・・・っ大丈夫だ・・っ」 《スタスタ・・・ 傷を押さえながら歩いていく。 空〔あっ・・海青！どこに。〕 ー裏の校舎ー 海青「ハァ・・ハァッ」 ーそれに・・してもあれはなんだ・・一体っ 海青「がっっ・・」 綾世「大丈夫？」 《スッ ハンカチを俺の前に、誰かが差し出した。 ーん？・・誰っ・・。 そっと顔を上げる。 ー守本さん？！ 綾世「海青くん・・負けちゃったみたいだけど、とてもかっこよかったよ。 それにしても、その傷大丈夫？結構深いみたいだけど・・。」 海青「平気っ・・・っがはっ・・！」 ーもうだめだ。・・絶えきれない。 綾世「あと。私のことはシキか、綾世 で、いいよ。」 海青「ありがと・・な。心配・・して・・くれっ」 倒れて俺は気を失った。 シキが俺にそっと、抱きしめて泣いていたような気がした。 前へ |次へ |
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