《MUMEI》

私の名前は長野春菜。
生前、高校2年生だったのだ。
当然好きな人もいたし毎日が楽しくて仕方なかった。
それなのに何で?何で私が死ななきゃダメなの?
そう思っていると涙がポタッポタッ
っと落ちてきた。
自分でもびっくりしてしまった。
私は人前で泣くのは大嫌いだし泣いたのは小学校以来だろう。
おじいさんは、その場をそっと去った。
なぜか私はおじいさんの袖を持っていた。
『おじいさん。お願い。高校卒業するまで生き返らして!』
『いいともぉ-w。その代わり、お前さんの.......』
『おじいさん。何て言ったのぉ〜。』
最後まで聞き取れないまますごい明るい光に吸い込まれてしまった。

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