《MUMEI》
過去編ー心の屍ー
ー7年前俺は、あの力を手にした時
何もかもが失いかけていた。

海青「お父さん!お母さん!」
ー待って
海青「行かないで・・・行っちゃやだよ」
ー闇の声ー

《ほら、こっちにおいで・・・俺はお前と同じ》ニッ
《さぁ。

海青「僕は・・人間だ!お前みたいな奴と・・・・。」

俺はずっと心の中で言っていた

先生『君は今日から、特別クラスだ。』
ー・・えっ。
冷や汗が出てきた
海青「えっ。なんでですか。」

衝撃的だった。
先生『君は危ない人物だと、判明したからだよ。』

ーなぜ
先生『君の親から聞いたんだ。』
ー父さんと母さんから・・。
海青「そ・・そんな。」

友達[海青くん、いなくなるの?先生!
なんでクラス別々になっちゃうの?]
ー・・・・。

先生『君は黙ってなさい!!』
ハッキリと言うしか、なかった。

海青「僕がいたら、皆が死んじゃうかも
しれないから。しかたないよ。」
ーこんな事を言ったのは、初めてだった。自分のせいで人が死ぬ事を。

友達[死んじゃうの?クラスの子が?]

海青「僕は妖なったんだ。」
海青「妖の血が流れてる。この傷がそうだよ。」

一瞬友達がこの傷を見て、ビクッとした。

友達[妖・・・化け物・・・。]

近寄ってみた
海青「大丈夫?」

友達[・・・で。・・来ないで化け物・・・。]

ー壮絶な痛みだった。
今まで過ごして来た、友達にとうとう裏切られ`化け物‘と言われて
しまった。

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