《MUMEI》

萌花が何かを運びながらこっちに来る。
良い事考えたっ!

 ドンッ
・・・バラバラ・・・

「あ、ゴメンなさ〜い★、わざとじゃないからっ!」と私は笑みを浮かべ、萌花に当たり、荷物を崩した。

「・・・・。」萌花は無言で私を睨み、荷物をせっせと集めている。笑える。

「何?文句あんの?」と私は言い返した。

「無い。」萌花はそう言って去っていった。

ムカツク奴ね。もっと私が虐めてあげるわよ。もっと、もっと。
苦しむが良いわ!!

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