|
《MUMEI》 家族PM6:00ーー刈部家ーーーー ボーーー…… ガチャ！ 刈部弟「兄貴ィ！ 勉強やってるかぁ！？どうせしてないだろ？」 刈部「うるせぇよ で、何の用だ？」 刈部弟「ああ、親父が兄貴を呼んでたぜ 俺がまた全国模試で４位をとったからじゃね？」 刈部「…マジかよ… …じゃあ、親父には俺が寝てるって言えよ」 刈部弟「ええ〜、また俺がごまかすのかよ 前もごまかすの結構大変だったんだぜ？」 刈部「はいはい、そこは感謝してますよ 用はそれだけだったら早く親父にごまかして来いよ」 刈部弟「ちぇ〜… ……兄貴ってさ結局何がしたいんだよ？ 将来の事は俺みたいに早めに決めといた方がいいぜ」 バタン！ 《……クソっ！ 俺だって真剣に考えてるよ！！ でも、どれだけ頑張っても親父とお袋は弟ばっかりで俺の事なんてちっとも見てくれない…》 刈部「あ〜…イラつく アイツに電話すっか」 プルルルル ピッ 刈部「おー、巽？ 今からそっちに行ってもいいか？ おう、また後で」 ピッ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |