《MUMEI》
記憶
ーハァ、ハァ
ー茄魏の家ー
『茄魏の正体を知ったんだね。小僧』

ーあぁ。知ってしまったんだ。
「茄魏・・。」
そっと茄魏の魂を。茄魏の胸元へと・・
《スゥゥ・・
魂がみるみる入っていった。
ー茄魏。

《ガシャ。
『茄魏はどうなった?ガキ。』
わずかに茄魏が目を開けた。
「うぅ・・ん。あたしは。」

「茄魏!!」
『そういや、お前のあの千里眼はなんだったんだ??』
「僕も知らなかったけど・・あれは
千里眼は僕の力だと思うんだ。」

茄魏は、どこか変なような。
「葵・・・。」
「何?」

「あたしは誰ーー。」

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