《MUMEI》 招待状PM8:10ーー道路ーーーー 刈部「…なぁ、電車で渋谷に行く方が良くねぇ?」 李緒「なんて事言うんや! 歩いて行くからからこそ男のロマンがあるんやで!?」 刈部「その男のロマンというのが意味分かんねーよ!」 巽「同感だ」 李緒「うう…巽まで…… じゃあ、とりあえず休もう」 刈部「結局、お前も疲れてんじゃね〜か」 巽「ハハハ、確かにな」 李緒「うるせぇ、人間たまには休みも必要なんだよ!」 刈部「ハハハハ!…… …なぁ、一度だけさ誰も行ったことのない世界、何もかも忘れられる世界に行きたいって思った事ねーか?」 李緒「俺はあんで〜 でも、キレイなお姉さんがいる世界がええな!」 巽「はー…お前ら現実逃避し始めてんぞ…」 刈部「でも、ホントにそんな世界があったらいいよなぁ〜!」 巽「……おい…刈部、李緒 なんか町の雰囲気がおかしくねぇか?」 李緒「何がだよ?」 巽「夜とはいえ、まだ8時で人通りの多い道路だぞ?なんで人が1人もいねぇんだよ?」 刈部「本当だ…建物の電気は点いているのに人の気配がない……」 李緒「え、マジかよ……やめてくれよな」 ヒュッ… 刈部「うわっ!!道路に穴!? うわあぁっっ!!」 巽「刈部!?どこだ!うおっ!!」 李緒「っ!なんで道路に穴が空いてるんだよっ!?」 刈部「分かんねーよ! とにかく、皆無事でいてくれよ!!」 3人「うわあぁぁっっ………」 道路に空いた穴、それはげぇむへの招待状ーーーー 前へ |次へ |
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