《MUMEI》 げぇむ刈部「よっしゃあ〜!行くぜ!!」 李緒「行け〜!」 俺は今、李緒とボウリングをしている真っ最中だ! といっても、つぶれたボウリング屋だがな… 俺達は急にこんな世界にとばされて、はじめは戸惑っていたがここでは人の目も気にせず自由に過ごせるからなかなか悪くない むしろ、ずっとこの世界にいたいぐらいだ ガッシャーーン!! 李緒「うおおっ! ストライクじゃん!やるな〜」 刈部「へへへっ この俺を見直したか?」 李緒「調子に乗んなや!」 巽「おい、刈部、李緒、ちょっと話がある 外に出てくれねぇか?」 刈部「なんだよ〜せっかく調子良くなって来たたのに…「1時間」…えっ?」 巽「俺達がこの世界にとばされて1時間だ、1時間だぞ? なぜ、元の世界に戻れない?」 刈部「それは……」 李緒「なぁ〜刈部、巽、こっち来いよ〜」 刈部「李緒!?さっきから声がしないと思ってたら、そこにいたのか?」 巽「刈部!!」 刈部「…ゴメン、それについては後で話そう」 巽「…はぁ〜〜……分かった、俺も言い過ぎたよ」 刈部「そんなのいいよいいよ、李緒が待ってるから行こうぜ」 巽「あぁ」 李緒「遅いで〜」 刈部「わりぃ、どうしたんだ?」 李緒「あの建物、電気が点いてんで」 刈部「ホントだ!誰かいるかもしれない、行こう!」 巽「ここだな、ドアを開けるぞ」 ガチャ! 刈部「…誰もいないな」 ??「はぁ〜、なんでこの辺のトイレはここしかないんだろ? !?嘘…あなた達まだ学生でしょ? なんでこの世界に……」 李緒「と…とりあえず逃げようぜ」 ??「この建物から出てはだめ!!」 3人「!?」 ??「はぁはぁ… あなた達はアイツのげぇむに乗ってしまったのよ!」 刈部「げ…げぇむ?」 俺達はこの世界の本当の恐ろしさを初めて知る事になるーーーー 前へ |次へ |
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