《MUMEI》 目覚め《ヴヴヴっ ー屋上ー 「誰からだ?」 ーもしや・・ 《ピッ 「もしもし。」 『おう。ガキ、様子はどうだ?』 「怪しい気配は感じました。」 ー少し沈黙した・・。 『ガキ・・。落ち着いて聞いてくれ。』 ー? 『茄魏が目を覚ました。』 ー茄魏が目を覚めた 「すぐ、帰ります。」 『あぁ、分かった。』 《ブチッ ー茄魏が少し怖いが、僕が守らないと。 《ガラッ 「ただいま。 鵺紅丸さん!!」 ー・・茄魏。 「葵・・・。」 『記憶は奇跡的に戻ったらしいが、昨日の事は覚えていないらしい。』 ー・・・っ。言っていいのだろうか 「な・・」言おうとした。 『茄魏。おめぇ昨日の夜`鬼‘なったんだよ。 暴走してよ、そしてガキの 体を俺らが使っている剣で・・・ 刺したんだ。っっ二回もな。』 「うそ・・・・あたしが葵を」 『嘘じゃねぇ。』 《バッ ー見せたくはなかった 『ホラよ。自分の目で確かめな。』 僕の体の胸の近くに深く刺した、傷跡が残っていた。 「・・・・・・・っぅ。」 《ポタポタ・・ 「うぅ・・・・葵・・・ごめん。 また、あたしのせいであたしのせいで・・・っごめん。」 ー・・・葵。 そっとあたしの、体を抱き締めた 「茄魏のせいじゃない。僕がいけないんだ。僕が君を何があろうと必ず守る。」 「葵・・・。」 「約束する。」 ー葵・・・・。 『ガキ。お取り込み中悪いがどけろ。一応茄魏がまた、暴走しちまったらいけねぇから。向こういってろ。』 茄魏は徐々に回復していった。 前へ |次へ |
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