《MUMEI》
プロローグ
「ん・・・。」
狩野 奈央は目を覚ました。
「ここは・・・。」
起き上がろうとしたが、ベッドに寝かされ、両手足をこうそくされていた。
「!何これ・・・。」
奈央は必死で拘束具をはずそうとするが、外れない。
悪戦苦闘していると、部屋の中に一人の男が入ってきた。
「おっ、奈央ちゃん目を覚ました?」
「あなたは・・・。」
とそこまで考えて中学校への登校途中にいきなり口にハンカチを当てられたのを思いだす。
「ふふ、君は僕が性奴隷商人から買ったんだよ。君は今日から僕のものだ。」
そういって男は不気味に笑った。

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