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《MUMEI》 だいやの３④刈部「元々、このクイズは答えても意味がないんだよ」 天音「えっ！？」 李緒「どういう事だよ」 刈部「レオンは始めからげぇむであるクイズをクリアさせるつもりはない、つまり他の手段でクリアしなければならないんだ」 李緒「その他の手段っていうのはなんや？」 刈部「みんな、レオンが言っていたヒントを思い出してくれ 答える事だけがすべてじゃない、これはさっきも言ったように他の手段があるって事だ」 巽「なるほどな、だが次の真実は下に真実への鍵は過去に、この意味も分かっているのか？」 刈部「その前にみんな、床のどこかに何でもいい！おかしい所がないか探してくれ！」 天音「お、おかしい所？」 巽「あったぞ！この床だけ他の床と色がかすかに違う」 李緒「でも、これが？」 刈部「真実は下にそれは俺達の下つまり、床の下を示しているんだよ ところで、クイズの２問目の答えをまだ覚えてるか？」 天音「えっと…床だったわね …！もしかして…過去というのはこのクイズの答えの事？」 刈部「正解だ天音さん」 天音「でも、床の下って事はこの床を壊さないといけないじゃない」 刈部「俺もそこで悩んでるんだ 俺達の周りには丈夫な物がないからどうすればいいのか…」 巽「はっ、俺の出番だな 俺の素手でこの床を壊してやるよ」 刈部「なっ…！そんな事をしたら巽の手が！」 巽「…刈部、たまには俺にも役に立たせてくれよ」 刈部「…くっ……頼む…」 李緒「刈部！？」 巽「行くぜ、うおおおっ！！」 ゴッ！ゴッ！ゴッ！ゴッ！ゴッ！ 天音「うっ…血出てるわよ」 巽「そんなの構わねぇよ！」 ゴッ！ゴッ！ゴッ！ゴッ！ガンッ！ 巽「！？」 李緒「音が変わった… いけるぞ！後もうちょいやで巽！！」 巽「おう！」 ガンッ！ガンッ！ガンッ！ガンッ！ 刈部「！ちょっと待て巽！」 巽「どうした？」 刈部「これを見ろ…」 巽「！？これは……」 前へ |次へ |
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