《MUMEI》
外れない鎖
《ジャリンッッ
『ハァハァ・・・』
「ハァ・・ハァ良かった。」
〈チッ。人間のくせに裏切らないのか〉

「大丈夫か慈瀬。」
『あぁ。頑張って早く頂上に行こうぜ。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《シャキン キンキン
【うぉぉぉぉぉぇぇぇぇぁぁぁ】
ーこいつ俺の分身のくせに早えぇ。
【何ぼーっとしてやがる。】
「いや、なんでもねぇよ。ただ・・
てめぇが弱いと思ってよ。」

《ブチブチッ
【へぇーそうかい。ならもっともっともっと強く強力になってやろうか?】
ーすごい、殺気だ。

《ヒュッ
ー!!
《ブシッッ!!
「がはっっ!!」
《ドシャーーン
ーうっ・・・・調子に・・のり過ぎたかっ。
《面白い事になってきましたね。》
【おい。さっきの言葉はなんだったんだぁ??】

「うっ・・・っ。」
ー握力が強い・・
【さっきの挑発はなんだったんだよーーーーーー!!!!】
《ブシッッッッ ブシッッ
「がはっっ!!ハッハッうっ・・・・。っ。」

《ポタポタ・・・
ーうっ・・・俺のくせに・・なんて・・奴だ。

ー煉や慈瀬達の所へ行くんだ。あいつらもきっと何処かで闘っているんだ。

ー負けてはいられねぇ。!!ー
「ウォォォォ!!!!」

ー俺達は・・ー

ー「「『外れない頑丈な鎖で繋がっているんだ!!』」」ー


「ウオォォォォォォ!!!オラァッァァァァアァ!!!」
【ぐおっーーーっ!!?】
《すごいパワーを感じる。》
《ドシャーーン!!
ー《これはまさに・・神の力。》ー

【・・・・・・・。】
「ハァハァ・・・か・・勝った。
ニセの俺に・・。」
《す・・素晴らしいよ君は。久しぶりに感動したよ。》


ー何を言ってるんだ・・・こいつ。
《バタッ

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