《MUMEI》
頭(リーダー)
ー森の奥ー
《カァカァ〜〜
黒いカラスの集団が集まっていた

『うっ・・・・。っ。』
ー・・来るんじゃねぇぞ。茄魏。
《おい。貴様、鵺紅丸と言ったな。》
『あぁ、そうだがなんだぁ?』
ーチッ。あんな奴と出くわす時点でもう
奴らの誘惑だったんだ。

《おい、てめぇら!こいつを頭(かしら)の所へ連れていけ。》
ー頭だと・・・

《おらっ!!立てやおらっ!!》

『てめぇらの頭は相当な戦力を持ってやがるのか??』
《あぁ。俺らのリーダーは強いどこの奴らよりも強い。》
ーどんなお出迎えをしてくれるのか楽しみだ



《タッタッ・・
「茄魏・・待ってくれ早めるな!」
「もしかしたら、あいつが本当に殺されたどうするんだ!!」
ー鵺紅丸さん・・・


《頭。連れてきやした。》
『慌ただしいお出迎えだな。おい。』
《頭に向かって生意気な口叩いてんじゃねーぞカスが!!》
『がはっっ!』
《ドスドス
ーぐっっ・・ガハッ
『君が鬼狩り一族の一人かね?』
『あぁ、そうだが。俺に何の用がある。』
ーなんだ・・こいつの空気・・
嫌な妖気が出ている・・。

『いや対して君には用がない。』
ーつまり・・君は要らないー
『ただ・・あの茄魏とかいう娘に興味深いだけだ。』

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