《MUMEI》
頭脳
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー・・・っ。
「ここは?あれ、俺あれからそのまんま
倒れてー・・・。」
《えぇ。倒れてましたよ。》
ー!!
「お前まだ俺に用か?」
《いえ、とんでもない。わたくしはあなたに感動したのです。》
ー・・・??
《まぁ、もう少し 待ってて下さい。》
《タッタッタッタッ
「荵ーーー!」
「煉!!」
『荵、無事だったか。』

「俺達もあいつのgameに巻き込まれてたんだ。」
《ほう。あなたがこの二人をgameに
挑戦させたんですね?》
〈えぇ。そうですよ、結構ギリギリでしたが・・・。お見事でした。〉

「なぁ、俺ら以外にもこのgameに巻き込まれた奴っているのか?」
《えぇ、もちろん。いましたよ。》
〈ですが・・私どものgameにはクリアできませんでした。〉

『じゃあ負けたそいつらって・・・』
〈えぇ、そのまんまの通りです。〉
《わたくし達のgameは命懸けのgameでございます。》

「そんな・・・。」
『じゃあ俺達はたまたま運が良かったとか。』
《いえ、このgameに運試しなどございません。ただ言えることは・・・》

《〈人並みに優れた天才と呼ばれる頭脳を確かめているのです。そして・・【ブレインタロット】にふさわしいか、の
事でございます。〉》

「人並みに優れた天才・・・。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫