《MUMEI》
蛍火の雨の中で・・・
《タッタッタッタッ
《ポタポタ・・・
ー鵺紅丸さん。
あいつらに見つからない所へ
「ハァハァ。」

ー「それにしてもあいつらは一体何者だったんだ??」ー
《ドサッ
ー・・・??

僕の所から何かが滑り落ちた。
暗くてよく見えなかった。でも、すぐに分かった。

「鵺紅丸さん!!」
そっと鵺紅丸の体を抱えた。
「鵺紅丸さん!!しっかりしてください!!」
何度も揺さぶった・・・。
《ポタポタ・・・
ー・・・雨。

『・・・ァギ・・。』
意識はもうろうとしていたが・・
はっきり僕の姿が分かった見たいだった
『お前かっ・・・ガキィ・・ッ。』
「今、茄魏が森の奥で戦ってます。」
『そうか・・・。』
少し何かが感じていた。
ものすごい殺気が・・・

『ガキ・・・。』
「もう・・しゃべらないで下さい・・。」
『俺はさ・・お前に散々酷い事も・・したと思う。 今、茄魏が戦っているのは・・お前が大切な、存在だからだ。』

『俺もこの、人間という存在から・・楽になれるんだ。』
「・・・・。」
『ガキ・・。』
「はい。」
『今まで・・悪かった・・・。
すまねぇ・・・・・。』

《ザザザザザ・・
「鵺紅丸さん・・・鵺紅丸さん!!」
「鵺紅丸さんーーーーーーーー!!
うぁぁぁぁぁああああああ!!」


鵺紅丸は雨の中、葵の側で静かに目を閉じたーーーーー

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