《MUMEI》 文通。ミクちゃんと別れ、仕方なく地図通りに青汁フルーティーを売っている店まで向かった。 そこへ突如として携帯が鳴った。 ……また晴姉さんか……? 恐る恐る携帯を手に取ると、意外な人物からのメールだった。 ミクちゃんだ。 『何を買いに行くの?』 というシンプルなメール。 僕はしばらく考えた後、素直に『青汁フルーティーだよ』とメールを返した。 しばらくすると、またメールが来た。当然ミクちゃんだ。 『それ、私も買うんだけど! 一緒に行かない?』 ホンマかいな。緋門がウツったかもしれないが、これは確かな疑問だ。 だが、誘いを断る理由などない! 『いいよ! じゃあさっきの所で待ち合わせで!』 僕は全速力のダッシュで向かった。 前へ |次へ |
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