《MUMEI》

"おい、美央は?"

"奥で準備してる"



鏡の前で、自分の白い首をなぞる。
一昨日は赤く腫れてたところが
今日は黒紫に変わっている。

"おい、美央"

突然ドアが開いた
長身のバカ面
この痣を付けた張本人

"なに。今化粧してんの"

顔も見たくない
慌ててそばのパーカーに
手を伸ばす

"あ?んだよ、その態度"

でも、ダメだった

バカに後ろから椅子を倒され
痛みに目を瞑った隙に
お腹の上に座られた

見下ろされ、
露になった胸を鷲掴みにされる

"美央ちゃん、2日ぶりじゃん。俺の抜いてよ"

"だからっ、あたしはデリヘルでもソープでもない!"

叫んだって、無駄
奴のちんこを口に詰められた。

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