《MUMEI》
もう1つの死
天音「いえ、正確には消されると言ってもいいかしら」

李緒「消される?」

天音「げぇむに参加をする人がいなくなればレオンはつまらないのよ、だからこのカードの制度をつくり、強制的に私達をげぇむに参加をさせるようにしたの
   それでも、参加しない場合はそのカードの金額が0になれば…よく分からないけど、ロボットが消しにやってくるの……!」

巽「ロボット?
  そんなの機械なんだしよ、鉄の棒とかで叩きゃあいいじゃねぇのか?」

天音「無理ね、ロボットといってもただのロボットじゃない
   …まぁ、実際に見れば分かるわ」

刈部「くそ…なんで…!
   レオンのくだらないげぇむに俺達は命を懸けなきゃなんねぇんだよ!」

李緒「俺、もう帰りてぇよ…」

天音「……とりあえず、カードが重要な物だっていうのは分かった?」

巽「ああ……外に出るか」

刈部「このドアか?」
ガチャ!

刈部「はぁ…やっぱり、この世界だな」

巽「そんなに簡単に帰らしてくれねぇか…」

天音「この道を歩いて行った先に潰れた病院があるからそこで巽君の手の手当てをしましょ」

李緒「は〜………」


この世界の襲い掛かる恐怖はまだ終わらないーーー

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