《MUMEI》 プロローグ「あ、虹。」 間抜けな私の声が廊下に響き渡った。 それが、合図だった......。 突如私の足元から、金色の光と風が舞い上がった。 「フィールド展開<=最大限。」 無感情な男の声だったと思う。 呆気にとられている私の腹部から何と、人間の腕が出てきた。 「え…。何、これ」 |
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