《MUMEI》
そして・・・
「扱いて?」
 隆司は、再びその言葉を口にした。
「な、何言ってんだ!?」
「俺、オナニーのやり方分かん無いから・・・」
 既に、息切れしている隆司の顔を見て靖は・・・
(し、扱いてやる位なら・・・これで、オナニーが分かればもうこんなことはしないだろうしな)
 靖が、隆司のペニスにそっと触るとビクッとペニスが跳ねた。
「ぁ・・・!」
「?」
 靖が先端を摘まんだ。
「んン・・・」
「どんだけ溜めてんの?」
 上から下へ優しく撫でると隆司は、吐息を漏らした。
「あっぁ・・・」
 靖の手は、下の袋まで下りて行き、袋を撫でた。
「もう時間無いから、早く終わらせよう・・・」
 そう耳元で囁くと、手のスピードを速めた。
「あ・・・あっん・・・はっ」
 先端からねっとりとした液体が流れ出した。
「ねとねと・・・」
 靖が、隆司の首筋を噛んだ。
「あっ・・・!」
 精子が、飛び散った。
「・・・」
「はぁ・・・はぁ」
 隆司が、座り込んだ。
「ごめん。急いだから・・・」
「ううん。気持ち良かった」

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