《MUMEI》
斬撃と亀裂
「アタシはね
空気中の自然エネルギーを集めることができるのよ
今のは木刀に集中させてコンクリートを破壊した
すさまじいでしょ?」
木崎は木刀を見つめ、うっとりして言った
遥は氷刀で切りつけたが
木崎はそれを当たらないギリギリの位置まで下がりかわした
だがそれで終わらず素早く木刀の反撃が素早く発せられる
「!?」
しかし、斬撃のすぎた所に三日月型の氷が飛んで来た
木崎がそれを木刀で受け止めたが
木刀が一気に凍りだし、腕まで凍りそうになる
「!?チィッ…」
木崎は木刀を捨てた
「なぁんだ意外とやるねアンタ
でもね、アタシの能力は自然エネルギーだけじゃないんだよ!」
そう言うと、さっきのコンクリの亀裂から木が生えてきて
それは、段々と形を変え、木刀になった
「木刀を生やした!?」
「それだけじゃないね!
アタシの体の表面は自然エネルギーでコーティングされ、
ちょっとやそっとじゃ傷一つ付けられないんだよ!!」
(やっかいなのが来ちゃったなぁ…
一気に決めなくちゃ)

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