《MUMEI》
告白
「あのさぁ、否」
「ん?」
「あの噂どう思う?」
女子が騒いでたから流石に否も知ってるよね…
「あ〜あれか…よくわからん」
「え?」
分らないとか…
「誰が好きだとかそんなもん知らん」
あら、想像してた答えと違う…
僕は言おう…今言った方が良い気がする
「否、あのね僕は…否の事好きなんだ」
「俺も好きだよ?」
えっ?
「だって家族だろ?」
やっぱりか…期待した僕がバカだった…
「違うんだ否家族の好きとかじゃ無くって…」
嫌われるかな…
ってか意味わかってくれるかな?「特別な意味の好きなんだよ?僕は」
言った/////
ッギュ〜
「っちょ否///」
「そうか…//」
頭が働かない…
「痛い、否…力強い背骨が折れる!」
「あっ、ごめん」
素直に謝られても…
「取り合えず放しっ!?//」
口元の柔らかい触感
自分がキスをしてると気づくのに然程、時間は要らなかった。
「んっ…」
身長差があるため
自然と杏の服にしがみつく形になる
「可愛ぃ..」
そう呟いた杏は一旦唇を放すと
今度は、噛みつくように洸介の唇を貪る
「きょ、、ふぁ、んっ///」
いつの間にか、制服の下に手を滑り込ませていてそこから赤く膨らんだ突起を摘む
「ひぁ、、きょ、ここそぅ、、ん//」

自分の声が木霊する

錆び付いた鉄の匂い

紛れもなく、ここは使われていない倉庫だった
「…だから?」
何時もとは違う杏に魅せられ内心ドキッとしてしまう。



「…だ、、から?じゃなくて!!」
杏を押し退けようとするが、
相手は剣道部の主将
敵う筈もなく押し倒された。

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