《MUMEI》
いじめですか…
「えー、まじきもいっての」女子トイレでの会話「なになに」「あの七光女が、佐峨君と…」「うわー」私は女子トイレの前を通り過ぎる七光、コネ、親のエゴ、ゴマスリ私の噂はあっと言うまに学年に広がった「ほんとあのゴマスリ、エゴ女むかつくこんな可愛い咲を」
咲って、さっきの美少女。そう肌が白くて髪がふわふわの「どうしたの…」「なっなによ、佐峨君…」「俺、虹崎嫌いなんだよねーぶりっこていうか、ただあいつ肌が白いだけだろどこが可愛いんだっての頭ぼさぼさだし、すぐ泣きわめくし、幼稚園児か…」「いや、あれはぼさぼさというか天然パーマじゃない」「パーマもぼさぼさも一緒…」「それは、体質だし、遺伝なんだから仕方ないよ…」でも本当に女子は咲に夢中だ「行くぞ」「ちょ」わたしは佐峨君に引っ張られた「あいつ、男子のみんな嫌ってるぞ」まあ、確かにあまり男子からの評判は良くない「つーかさ、また虹崎泣いてるぜ」「びーびーうっさいての鳥か…」「あいつ変に声色変えてきもいよな」佐峨君に引っ張られている時、またどすーんと大きい音がした
「何…」物音の正体は恐らく女子トイレからだ
「おい…」佐峨君は今度、おんぶする
「ちょっと気になるの…」佐峨君の背中から降り、女子トイレの入り口に行くするとまた「うえーんびえーん」誰かの泣き声がする「もしかして、重い掃除ロッカーが落ちて、誰かが。
急いで、私はトイレに向かう「大丈夫!!」
「ああ、でけー声だすな」「んなもんで泣くなよ」「あーてめえは動物か鳥かスズメか!?」
「ふえええええん」「あー鼓膜破れる」「何これ一種のモスキート音だよあの不快音だよ」男子たちは逃げるように虹崎さんから離れていく
「ふええええん、痛いー」ずっと泣き続けている虹崎さんをほうっておくわけにはいかない
「大丈夫!ひや」するっ、私は廊下でこけてしまう
「無様ね…」すると入り口から次々と女子たちが「キモイ」「早くいけよ、泥棒猫」私を蹴っていくようにトイレを去っていった「おい…大丈夫か…」「佐餓君…」
fin
一気書き、とうとう過保護な父親教師後半戦突入です。いつも琴子にきれまくっている社会科教師が琴子のいじめと佐峨との関係に…

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