《MUMEI》

ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「うあぁぁぁぁぁッ!!!!!」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「どうなってんだアレッ!?」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「人間業じゃねぇッ!!!!!」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



観客席は爆発。


ついさっきまで聖龍ムードだった会場の空気が一変する。



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「あいつ…」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



クロのプレーに驚いていた観客たちの中には、


大学界最強の名を背負う秀皇大学の選手たちの姿もあった。



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「また上手くなってやがる…」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「すげぇクロさん…」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「確かにシュートはド派手で観客を喜ばせる代物ではあった…


が、


問題はそこじゃ〜ねえな。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「スピードがぱねえ…」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「…だな。


あっさりと桜井を抜きやがった。


あの野郎技術だけじゃなく身体能力まで上がってんぞ。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「直線を走るっていう純粋なスピードを見たわけじゃあねえけど、」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「ああ。たぶんそういう類のスピードも上がってんだろ。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



(おそらく、スピードも三島クラスになりつつある。)



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「やっぱいいなあいつ。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「え?」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「今からでも俺のとこ来りゃもっと伸ばしてやれんぞ。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「コーチ…」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「まぁ、今から誘って来るような奴から初めっからウチに来てんだろうけどな。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!



「…底が知れねぇ野郎だ。」



ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!

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