《MUMEI》 度々運が悪い人「ぐぐっっっ・・・んーー」 わたくし上条当麻は今、鞄が細い路地に挟まって抜けない状態である。 「不幸だーー!!!」 「どうかしたんですか?」 髪が黒くて青い制服を着ている、 高校生が近寄って来た。 『うん?どうした帝人っ。』 金髪のショートヘアーの少年もいた。 「この人なんか、鞄が抜けないみたい紀田くん手伝ってあげようよ、まだ時間あるし・・。」 『帝人が言うなら、仕方ないっか。 ボソ(ナンパしたかったけど・・)。』 「今なんか言った?」 『いやー別にハハハ!!』 「僕、手伝いましょうか?」 ー不幸な俺にも天使が舞い降りた。 「じゃあここ持って。」 「あ、はい。」 『俺は何処をもてばいい??』 「紀田くんは抜けるタイミングを見てて。」 「行きますよっ。」 ゴォォォッんぐふぅぅぅぅ 「あわわわーーあぁ!!!」 『今抜けた!帝人!』 「うーーん!!」 ぢしゃかざぁざっんn!! 「あ・・ありがとございます。」 ーやっぱり俺は、俺は・・ 当麻が引っ張ったその先に着いていた泥が服ついた・・・ 「不幸だーーーー!!!!!」 前へ |次へ |
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