《MUMEI》 続き「あーあ。 男子、戻って来ちゃったじゃん。 意気地なし」 帆乃里ちゃんの言葉に私は目が熱くなった。 でも、ここで私は泣く訳にはいかない。 私は違う班の子と一緒に行動した。 悪い事だと思うけど今、私はそれしか出来なかった。 だって、 二人共、男子の前では丸くなるし…他の子にも猫被っているのだから。 もうさ、アレだよね。 シンデレラに出てくる鬼なお姉さんたちですか!? 無償に言いたくなった。 男子は気付いていないのも馬鹿げている。 どうせ、こういう子たちは後からツケが回ってくるんだよね! ふーんだ、ふーんだ!! 絶対、私は助けないぞ!! 前へ |次へ |
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