《MUMEI》
光と闇
ピンポーーン♪

「ん??誰だろう??」
「春人いいよ!私でるから!!」
そう言って神流が出て行く。
「はぁい。」

なんだか神流が楽しそうに話している。

 ・・・・誰だろう??・・・・

「お〜〜い神流〜〜〜!!」
俺は玄関を覗いてみた。

・・・・・・・だ・・・・誰・・・!??

そこに立っていたのは俺の知らない人だった。
でも、なんだか本当に楽しそうだ。

怜さんなら知ってるかなぁ??

「ねぇ、怜さん!!・・・・・ってあれ??」
怜さんはいない。神流は俺の知らない人と話している。
俺は、今どうすればいいんだよ!!

    “♪小鳥は歌う 見知らぬ詩を
     天使はささやく 聖なる歌を
 
     光の道筋 闇の門 母なる大地にこの詩を
     闇の道筋 光の門 聖なる丘にささげる晃
     ・・・・・・・・・♪”

・・・・・今の歌、何??誰が歌った??
その時、空から無数の天使の羽が舞い落ちた。
その羽は赤く染まっていた。
悲しみ、憎しみ、怒り・・・・。
全ての負の感情が地上へ舞い落ちた。

   “光が揺らぎ闇が踊る”

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