《MUMEI》
氷山と巨大
ギンッ
本当に氷刀を素手で弾くことが可能のようだ
「頭悪いの?
わざわざ、説明してあげたのにねぇぇぇっっ!!」
木崎は叫びながら木刀を振り降ろす
ピキィッ
「!?」
木崎の腕ごと飲み込むほどの大きさの氷山が現れた
「この程度!!」
だか、自由な左手で軽々と砕いた
「くっ」
(こんなにも、簡単に砕かれるなんて!
でも、少しは足止めが効いた!)
ピキィィィン!
「くっ 氷を作るのはずいぶん速いのね
でも、アタシには…  !?」
「はぁぁぁっ!!」
遥が氷刀を振り降ろそうとしている
「この大きさは何だ!?」
刀身が約2m、厚さが約5cmと言ったところだ
いつもの彼女なら避けるのは簡単だっただろう
しかし、自然の力の守りで油断していた木崎はよけることが出来なかった
「このアタシがぁぁぁあああ!!」
どんなに叫んでも氷の大剣は振り下ろされる
ズシャァァァアア!!!

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